2015年12月21日
世界遺産にもなっている世界最高峰の産業遺産・
フェルクリンゲン製鉄所

敷地面積約6万㎡。6基の溶鉱炉が加増し、1日1,000トンもの鉄を生産。約1万7,000人もの労働者が働いていたのがドイツにあるフェルクリンゲン製鉄所です。
1873年に開設されたこの製鉄所は、ゴンドラ式トロッコやガス送風装置など、最新技術が駆使された製鉄所として知られ、ドイツ帝国の工業化を推進していました。1986年に操業停止後、貴重な産業遺産として保存され、誰もが見学できる公開施設に。しかも敷地内から製鉄所群を眺めるだけでなく、通路を通って製鉄所の内部や階段を上って製鉄所のてっぺん付近まで行くことができるのです。
世界遺産にも指定され、年間約20万人が訪れる人気スポットに。世界最高峰の産業遺産をぜひ見に行ってみるとよいと思います。場所はドイツとフランスの国境付近にあります。


