2015年10月25日
マウナケア山で月を愛でる

2015年10月のお月見は25日の十三夜。9月27日の十五夜(中秋の名月)から約1か月後に巡ってくるので「後(のち)の月」とも呼ばれています。美しき月が昇ってくるのを肉眼で眺めるのもいいですが、天体望遠鏡を覗いての月面観測も壮大ですね。
世界最大級の天体望遠鏡が集まっているのは南国のハワイ島、マウナケア山(標高4,205m)山頂周辺。日本の国立天文台が誇る「すばる望遠鏡」もここにあります。

「すばる望遠鏡」では実際に夜空に浮かぶ月を覗いて眺めることはできませんが、ワイキキビーチのあるオアフ島からも行ける天体観測ツアーが用意されています。ただし日帰りできません。高山病対策のため、現地で高度に身体を馴染ませるための時間が必要だからです。
天空散歩を楽しむなら二泊三日の予定を組んで。常夏の島ですが、マフラー、手袋、帽子などの防寒具は必須アイテムですよ。