2015年9月4日
ドイツ人が好きなバカンスの地

ドイツでは州により夏休みの時期が違うそうですね。期間は6週間。6月半ばから9月半ばまでの3ヶ月の間ですが、毎年ローテーションが変わります。ドイツ人はバカンスのために1年働くといってもいいくらいで、大の旅行好き。「労働時間の短縮」と「長期休暇取得」が先進国の中で最も進んでいることを背景に大抵2週間程休みを取ってバカンスにでかけます。

人気の場所はスペインのマジョルカ島。ドイツ人のハワイと呼ばれ、夏の観光シーズンの間は人口が倍以上に膨れ上がります。音楽家のショパンが結核の療養のため恋人と滞在し、「雨だれのプレリュード」を作曲したことでも知られるこの島で、ドイツ人はお金を使う観光(パルマの大聖堂が有名)などせず地中海の海を眺めて日がな一日のんびり過ごすそう。2週間休暇が取れたなら、ドイツ人になりたい。

